財団役員
代表あいさつ・役員紹介
代表あいさつ

このたびは、一般財団法人日本著作権育英財団のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私は、昭和30年代から40年代にかけて子ども時代を過ごしました。
当時の我が家には洗濯機や冷蔵庫、テレビがあり、それらはやがてカラーテレビへと変わり、父は自家用車を購入し、休日には家族でドライブに出かけるのが楽しみでした。
舗装された道路、商品で溢れるデパート、活気ある街並み、汽車から電車へと進化する鉄道。日本は急速に近代化を遂げていました。
私自身もその発展の波に乗り、まるでエスカレーターに乗るように、不安を感じることなく社会の豊かさの中で成長していきました。
当時は、経済が右肩上がりに成長し、「今は苦しくても、きっと良くなる」という希望を自然に抱ける時代でした。
結婚したときも、「なんとかなるだろう」と、未来に対する漠然とした期待がありました。
しかし、昭和の終わりとともに日本経済は停滞し、人々の心にも次第に陰りが差すようになりました。
現代社会は、物や情報があふれている一方で、どこか満たされない、虚しさを感じることがあります。
それでも私たち人間は、家族や仲間など、心を許せる人々とともに努力し、学び、社会に貢献することで、真の幸福を感じられるのではないでしょうか。
何かに夢中で取り組むこと、学ぶ楽しさに心を動かされること、他者への思いやりや愛情を通じて得られる満足感や達成感――。
そうした経験こそが、人を強くし、豊かにしてくれるものだと思います。
私が今こうしてあるのも、自分の力だけでなく、多くの方々に支えられ、助けられてきたからこそです。
奨学金を受けることは、決して恥ずかしいことではありません。
それは、誰かの「応援したい」という想いが、あなたに届いた証です。
そして、いつかあなたが大人になり、心に余裕ができたとき、今度はその想いを誰かに届けてください。
そうして人と人とが支え合う、あたたかいつながりが、きっと明るい未来をつくっていくと信じています。
私たちは、そんな「人の絆」を大切にする財団でありたいと願っています。
一般財団法人 日本著作権育英財団
代表理事 内田弘二

役員紹介(評議員 役員 監事)
中川 俊敬(宝塚医療大学 事務長) | ![]() |
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松岡 さとみ(一般社団法人 日本著作権教育研究会 代表理事) | ![]() |
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土橋 裕作(株式会社ヴリッジ 代表取締役) |
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